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歯の一部を有効活用?できる限り歯を残す治療のご紹介(ヘミセクション法)

  • 芝ポーラ歯科
  • 3月14日
  • 読了時間: 3分

更新日:3月18日

こんにちは🍀

【症例紹介】抜歯を回避したヘミセクション治療(70代女性)

抜歯するしかない」と言われた歯を、残せる可能性があることをご存じですか?

今回は、他院で抜歯を宣告されたものの、ヘミセクション(歯の一部を除去し、残った歯を活かす処置) によって保存に成功した症例をご紹介します。


患者様のご来院の経緯

70代の女性の患者様は、定期健診に通っていたにもかかわらず長年頬の腫れに悩まれ、当院を受診されました。他院では「抜歯が必要」と診断されていましたが、可能な限りご自身の歯を残したいとのご希望がありました

診察の結果、第一大臼歯の根の一部に細菌感染と破折(ひび割れ)が確認されました。


とはいえ、言葉だけでは分かりにくいと思いますので、まずは下の画像をご覧ください。

第一大臼歯は、①と②の2本の根(足)で支えられています。今回の患者様は、このうち①の部分が細菌に侵され、さらに破折(ひび割れ)が生じている状態でした。

通常、このようなケースでは、①と②の両方を抜歯し、以下のいずれかの治療を行う必要があります。

✅ 入れ歯

✅ インプラント

✅ 前後の歯を大きく削ってつなげるブリッジ

しかし、患者様の第二大臼歯(一本後ろの歯)は揺れがあり、ブリッジ治療を行うには強度が不足している可能性がありました(緑の弱)。また、インプラント治療には抵抗があるとのことでした。

そのため、今回は保存できる②の部分を活かし、ヘミセクション(歯の一部を除去する処置)を選択しました。

左下大臼歯(近心根①終了の図)
左下大臼歯(近心根①終了の図)

そこで上の赤いラインで歯をカットし、①の部分だけを抜歯します。

①はなくなりましたが、後ろ足の(②)と一つ手前の歯(★)をつなぐことで、ブリッジが完成しました。これにより、一本後ろの弱っている歯にこれ以上の負担をかけることなく、ブリッジ治療を行うことができました。


★マークの歯は、歯髄電気診を行った結果、神経が死んでいることが確認されたため、精密根管治療を実施し、土台として利用しています。また、将来的に根の再治療が必要になった場合に備え、分かりやすい青色の材料を使用して修復を行いました。レントゲン像を確認すると、歯の周囲にあった黒い炎症部位もきれいになくなっていることがみてとれます!頬からのどにかけての長年の腫れもなくなったとのことです

こちらが、土台が完成した時の写真と、セラミックの上部構造を装着した写真です。★①②がしっかりとつながったブリッジが完成し、噛み心地は自然で快適。見た目も美しく、まるで本来の歯のような仕上がりです。さらに、汚れがつきにくく、お手入れがしやすいのも特徴。ツルツルとした滑らかな質感が心地よく、毎日の食事がより楽しくなるフルジルコニアブリッジで仕上げました。

 当医院では、芸能人やモデルの審美歯科治療も手掛ける技工所と提携し、精度の高い補綴物を提供しています。今回のブリッジも、その技工所で製作されたもので、自然な透明感と美しさを兼ね備えたセラミックを使用。見た目の美しさはもちろん、しっかり噛める機能性にもこだわり、長く快適に使える補綴物をお届けしています。



料金

トータル約30万円(神経の治療費・歯周病治療・セラミック代金含む)


通院期間

4か月(8回) 骨が治るまでに、2か月ほど


法令に基づく注意事項

  • 本治療は**自由診療(保険適用外)**です。

  • 噛み合わせや歯ぎしりの影響により、補綴物が摩耗・破損するリスクがあります。

  • 治療の持続性を高めるため、定期的なメンテナンスを推奨します。


芝ポーラ歯科は被せ物のやり変え等のお悩みも承ります🫧

まずはお気軽にご連絡ください🌼

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